2020年2月8日放送のTBS系「炎の体育会TV」で、ヒロミさんと加藤浩次さんが、本気クレー射撃決戦で対決します。
そのクレー射撃対決で、クレー射撃選手の宮坂七海さんが参戦します。
番組では、「生まれつき耳が聞こえない天才美女シューター」と紹介されていますが、はたして、どんな人物なのでしょうか?
今回は、宮坂七海さんについて、調べてみました。
宮坂七海(クレー射撃)のプロフィール・高校大学・出身
名 前:宮坂七海(みやさかななみ)
生年月日:1997年11月3日
年 齢:22歳
出 身:東京都
学 歴:
明晴学園(小学~中学)
日本体育大学 荏原高等学校 総合コース
日本体育大学体育学部 武道学科
宮坂七海(クレー射撃)の経歴・現在は?剣道も全国レベル?
小学~中学:剣道との出会い
東京都出身の宮坂七海さん。
宮坂七海さんは、耳が聞こえない「ろう者」として生まれました。
生まれつき耳が聞こえない、宮坂七海さんは、ろう教育に力を入れている学校法人「明晴学園」に入学しました。
学校法人「明晴学園」は、東京都品川区にある私立特別支援学校です。
宮坂七海さんに、人生の転機が訪れたのは、小学校5年生のとき。
宮坂七海さんは、父・修見(おさみ)さんの勧めで、東京都大田区の東競武道館に通い、剣道を始めます。
(宮坂七海さんがクレー射撃との出会うのはまだ先になります)
当時、父・修見(おさみ)さんは、
「一つにのこと集中することの大切さを、娘にも伝えたかった」
という想いがあったそう。
一方で、宮坂七海さん自身も、
「剣道を通じて、耳が聞こえる人たちと繋がりたかった」
という想いがあったそうです。
高校:全国レベルの女子高生剣士に
宮坂七海さんは、明晴学園(小学~中学)を卒業後、特別支援学校ではない、日本体育大学 荏原高等学校に入学します。
宮坂七海さんは、授業中、板書を中心に、タブレット端末や音声変換アプリも活用して理解したそうです。
そして、高校2年生の時に、東京都高等学校春季剣道大会で優勝し、東京都チャンピオンになります。
そして、東京都代表として、第5回全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会にも出場しました。
この頃、女子高生剣士として、マスコミで注目を浴びました。
大学:クレー射撃との出会い~現在まで
宮坂七海さんは、高校卒業後、全国随一の強豪校として知られる「日本体育大学体育学部 武道学科」に進学しました。
そして、剣道と並行して、2017年から オリンピック・パラリンピック出場を目指し、クレー射撃競技を始めました。
当時の日本体育大学HPの広報で、次のような記載がありました↓
聴覚に障害を持つ、剣道部・宮坂七海(体育学部2年)、阪口季穂(スポーツ文化学部1年)がクレー射撃競技で、オリンピックを目指すことになりました。
4月から銃砲所持許可に関する勉強を始め、11月27日に警視庁玉川警察署より銃砲所持許可を受け松浪理事長へ報告いたしました。
出典:日本体育大学HP「クレー射撃 オリンピックへ始動」
そして、宮坂七海さんは、初めてわずか2年で、2019年度JOCジュニアオリンピックカップにてクレー射撃のトラップ種目にて、見事優勝を果たしました。
射台(射手が撃つ場所)の15m先から飛び出すクレー(皿状の標的)を撃つ競技
現在、宮坂七海さんは、日本体育大学と日本財団からパラアスリートとして支援を受け、海外遠征にも行くなど多忙な日々を送っているそうです。