感染拡大の収束が見えない新型コロナウイルス。
新たな感染情報や対応策について、記者会見で、加藤厚生労働省大臣が、連日、説明していますが、政府の対応に、厳しい視線が注がれています。
ところで、加藤厚生労働省大臣は、どんな経歴や学歴の持ち主なのでしょうか?
気になり調べてみました。
加藤厚生労働省大臣の経歴と学歴
名 前:加藤勝信(加藤勝信)
旧 姓:室崎(むろさき)
出 身:東京都
生年月日:1955年(昭和30年)11月22日
身 長:174cm
体 重:76kg
趣 味:セーリング オートバイ(初心者)
座右の銘:「一点素心」
政 党:自由民主党
学 歴:
東京都立大泉高等学校(現東京都立大泉高等学校・附属中学校)
東京大学経済学部
生い立ち~大蔵省入省まで
商店社長および島根県議会議長の祖父・室崎勝造氏、日野自動車工業・取締役副社長の室崎勝聰氏が父の加藤勝信氏。
子供の頃、祖父から政治の話を聞かされ、選挙速報の番組を夜遅くまで観るほど、政治に興味が引かれたそうです。
小学校の作文には、「将来は国連事務総長になりたいと書いた」と書いたとか。
東京大学経済学部を卒業後、加藤勝信氏は、1979年に大蔵省入省します。
役人を志した理由について、加藤勝信氏は、「国のために働きたいという意識があったから」と、インタビューで語っています。
大蔵省でのキャリアは、次のとおりです↓
1979年4月 大蔵省 入省
1982年 郵政省に出向
1984年7月 倉吉税務署署長
1986年9月 内閣官房副長官(政務)秘書官
1990年7月 主計局主査(労働予算担当)
1991年6月 主計局主査(防衛予算担当)
1996年4月 農林水産大臣秘書官
1995年9月 大蔵省 退省 (最終官職 大蔵官房企画官)
大物政治家の娘との婚約破棄?
加藤勝信氏の政界入りのきっかけは、自民党の有力政治家だった加藤六月氏との出会いでした。
加藤六月氏は、国土庁長官、北海道開発庁長官、農林水産大臣を歴任した大物政治家です。
加藤六月氏の「娘に官僚の婿を迎えたい」という意向から、加藤勝信氏は、六月氏の長女・康子さんとお見合いをしました。
ところが、加藤康子さんとの婚約は、まさかの解消!
経緯は、次のとおりでした↓
ただ、勝信氏の婿入りには大きな“ドラマ”があったという。
勝信氏が最初お見合いで婚約したのは六月氏の長女・康子さん(現・内閣官房参与)。ところが、婚約中に大ケンカしてしまう。安倍派時代の長老の話だ。
「意気盛んな大蔵官僚だった勝信君が『この国を動かしているのは官僚だ』と言ったらしい。康子ちゃんも父親思いで勝ち気な性格だから、『何を言ってるの。お父さんたち政治家が国を動かしているのよ』と言い返して衝突してしまった。」
引 用:NEWSポストセブン「突如「ポスト安倍」に浮上した「加藤勝信」とは何者か」
ただ、加藤康子氏本人は、週刊誌の取材に対し、「話としては面白いですが、記憶にありません」と回答しているそうです。
そして、加藤勝信氏は、加藤六月の次女・周子さんと結婚しました。
周子さんの顔画像はコチラをご覧ください↓
政界入りへ
加藤勝信氏は、大蔵省を退省後、加藤六月氏の秘書を経て、1998年の参議院議員選挙(無所属)、2000年の衆議院議員選挙(自民党)に立候補しましたが、どちらも落選。
この時の心境を、加藤勝信氏は、次のように語っています↓
– その後、加藤さんは選挙で2度落選されています。途中で政治家を諦めようと思ったことはなかったんですか?
加 藤 当時からずっと応援してくださっている方と話をすると、「あの頃、ずいぶん心配した」と言われるんですが、当の本人はまったく挫けてなかったんですよ。いつかは当選すると信じていましたね。
引 用:エンタメNEXT
そして、加藤勝信氏は、2003年の第43回衆議院議員総選挙で、比例中国ブロック単独3位で自民党から出馬し、初当選を果たしました。
初当選以降、当選を重ね、現在6回の当選を果たしています。
政界でのキャリアは次のとおりです↓
2005年 – 衆議院環境委員会理事
2007年 – 内閣府大臣政務官(経済財政、防災、食品安全、地方分権改革、地方・都市格差是正、道州制担当):(第1次安倍改造内閣・福田康夫内閣)
2008年 – 自由民主党経済産業部会部会長代理。衆議院内閣委員会理事
2009年 – 自由民主党厚生労働部会医療委員会事務局長
2009年 – 自由民主党文部科学部会特別支援教育小委員会委員長・自由民主党厚生労働部
部会長・IT戦略特別委員会事務局長・行政改革推進本部幹事。衆議院厚生労働委員会理事
2010年 – 自由民主党副幹事長
2012年 – 自由民主党総裁特別補佐・報道局長・厚生労働部会副部会長・社会保障制度に
する特命委員会事務局長。第46回衆議院議員総選挙当選(岡山5区)。内閣官房副長官(
2次安倍内閣)
2014年 – 内閣人事局長(初代)・第47回衆議院議員総選挙当選(岡山5区)
2015年 – 内閣府特命担当大臣(少子化対策、男女共同参画)及び一億総活躍担当、女性
躍担当・再チャレンジ担当・拉致問題担当・国土強靱化担当。
2016年 – 内閣府特命担当大臣(少子化対策、男女共同参画)及び一億総活躍担当・働き
改革担当・女性活躍担当、再チャレンジ担当、拉致問題担当
2017年 – 厚生労働大臣及び働き方改革担当・内閣府特命担当大臣(拉致問題)・第48回衆議院議員総選挙当選(岡山5区)
2018年 – 自由民主党総務会長。
2019年 – 厚生労働大臣及び働き方改革担当大臣