2020年2月27日に、「主治医が見つかる診療所【免疫力UP&血圧改善!血管若返り4大新常識SP】」が放送されますね。
番組では、血管若返らせる食材や方法が紹介されますが、「箱根優勝の青学が実践する毛細血管ふやす呼吸法」が登場するとのこと!
どんな呼吸法なのか、気になり、調べてみました。
青学実践!根来秀行教授の呼吸法とは?
青山学院大学の陸上部では、ハーバード大学医学部客員教授の根来秀行教授をアドバイザーに迎え、「tactical breathing」という呼吸法を実践しています。
「tactical breathing」とは、厳しい状況下でも、すぐに心身のコントロールを取り戻すために、アメリカの軍隊、警察の特殊部隊などで取り入れられている呼吸法だそうです。
箱根駅伝などの注目度が高い試合にもなると、選手の緊張感が高まり、呼吸が浅くなってしまいがち。
呼吸が浅くなると、自律神経のバランスが極端に崩れて、筋肉を動かす神経や血管を適切にコントロールできず、体をイメージ通りに動かせなくなってしまいます。
2019年の箱根駅伝で、大きく劣勢となった後、「レースの前の緊張を和らげるため」に、青学の選手は、次の呼吸法をトライしたそうです。
- まずは息をゆっくりと吐ききる
- 5秒間息を止める
- お腹を膨らませながら5秒間息を吸う
- 5秒間息を止める
- お腹をへこませながら5秒で息をゆっくりと吐く
- 5回程度繰り返す
引 用:https://bijodoku.com/management/aogaku-ekiden/
毛細血管を増やす根来式腹式呼吸法
また、週刊誌のインタビューで、根来秀行教授は、毛細血管を増やす方法として、根来式呼吸法を提唱しています↓
毛細血管を増やすポイントは、血流を増やし、また、血液の流れるルートを作ってあげること。
そのためには副交感神経の働きを優位にすることが重要。
こうすることで毛細血管に血液がスムーズになるようになるという。そこで、まず取り入れたいのが「根来式腹式呼吸法」だ。
「副交感神経の働きをアップさせるためには、呼吸法が大事になります。
横隔膜には副交感神経のセンサーがあり、息を吐くときに反応します。そこで、息を吸う時間の倍の時間をかけてゆっくり息を吐きましょう。
割合は『1:2』です。
特に効果的なのは10秒吸って20秒吐く、『10:20の呼吸法』。
複式呼吸を意識すると、横隔膜がよく働きます」
1セット30秒で、できれば10分以上。ある程度まとまった時間が必要になるため、就寝前がおススメだ。
引 用:女性自身「毛細血管を活発にするための「1:2」呼吸法」
シンプルなので、簡単に実践できそうですね!
また、根来秀行教授は、別のメディア媒体で、睡眠前の「寝たまま腹式呼吸」を提唱されています↓
【寝たまま腹式呼吸】
- あおむけに寝て膝を立て、胸とおなかに手を置く。
- あごを軽く引き、鼻から息を吸い込む。
- 無理におなかを膨らませようとせず、入ってくる息にまかせる。
- おなかの力を緩め、鼻から息を吐き、おなかがへこむのを手でたしかめる。
- 肛門→恥骨→へそ→横隔膜とチャックを閉めるイメージで、長くゆっくりと同じペースで息を吐く。
引 用:https://news.goo.ne.jp/article/jisin/life/jisin-https_jisin.jp_p_1830376.html
根来秀行教授によると、「入眠作用があるだけでなく、リンパを流す作用もあるので、翌朝起きたときに体がスッキリしていると感じられるはずです」とのことです♪
根来秀行教授の著書
最後に、根来秀行教授の著書をご紹介します↓
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