こんにちは！
英語を勉強する上で、絶対に避けて通れないのが「英単語の暗記」ですよね。
でも、英単語の暗記って、地味な作業だし、長続きしなくて、挫折しやすい。。。
私も、大学受験時代、英単語を覚えることが苦手でした。
ある時期、やる気を出して、英単語を一生懸命暗記しても、しばらく勉強せずにいると、大半の単語を忘れていて、「全然覚えられていないじゃん、、、」とがっかりして、やる気をなくしてしまい、英単語の勉強をコツコツ継続することができず、それが原因で、浪人した苦い過去があります（苦笑）
社会人になってから、仕事で、英語が必要になったので、英語の学習をスタートしましたが、再び「英単語の暗記」の壁にぶつかりました。
でも、ある考え方・工夫を導入することで、英単語の暗記作業がスムーズになり、今では、単語集を3冊も暗記することができました！
ということで、「初心者が挫折しない！英単語を単語集で暗記するコツ！」と題して、英単語の学習方法をお伝えしていきたいと思います！
大学受験時代の失敗談
短期間で少量の英単語を完璧に覚える
私の通っていた高校は、高校1年生の時から、単語集が渡され、1か月で50語の英単語を覚える課題が出されており、毎月末、小テストが行われました。
当時、50単語ぐらいであれば、短期間で暗記することができたため、テストの1週間前から暗記し始めれば、小テストをほぼ毎回満点で合格することができました。
そのため、英単語の暗記は苦手ではなく、むしろ、得意だと思い込んでいて、大学受験勉強でも、
英単語の暗記は、高校3年の夏から始めれば間に合うでしょ♪
と完全に舐めていました笑
ところが、大学受験に必要な英単語数は、６０００～７０００語で、短期間でまるごと覚えられる量ではありません。
そこで、学校の小テストと同様に、50語ずつ完璧に覚えていこうと考え、学習を進めましたが、400語ぐらいに到達したあたりで、最初の1～50語を振り返ると、半分以上英単語の意味を忘れていて、、、
せっかく一生懸命勉強したのに、半分しか覚えていないじゃん。。。
とすごくがっかりしました。そんな勉強法を繰り返していたため、覚えても忘れ、また覚えても忘れの繰り返しで、モチベーションがどんどん下がり、結局、勉強が長続きせず、英単語の学習が受験勉強で後回しになってしまいました。
そんな状態で、大学受験の結果がどうなったかは言うまでもありません(笑)
単語集の見出し語とその意味だけで覚えようとする
単語集には、見出し語とその意味以外にも、その同義語、反意語、見出し語を用いた例文が掲載されているのが普通です。
大学受験時代の私は、単語集の見出し語と意味だけを単純に暗記すればよいと考え、単語集に掲載されている同義語、反意語、例文はすべて無視して、学習を進めていました。
しかし、その学習を進めてしまうと、復習する際に、ある英単語の意味を思い出す手掛かりとなるものが何もないため、その単語を見て、思い出せないなら、答えを見るしかないという、単純な暗記作業を繰り返すことになり、ストレスが溜まりやすい状態になっていました。
挫折しない英単語の覚え方
1度に完璧に暗記しようと考えない
「一度に完璧に暗記しよう」と考えると、しばらく経過して、忘れてしまったときの失望感が大きく、そのせいでモチベーションがダウンします。
また、人間の記憶には、「短期記憶」と「長期記憶」の２つに分かれます。
1度に完璧に暗記しようとしても「短期記憶」にしかならないため、すぐ忘れてしまい、「長期記憶」として記憶されません。「長期記憶」に落とし込むには、忘れても何度も復習する必要があります。
大事なことは、忘れても気にせず、無理に覚えようもせず、何度も刷り込む意識です。
例えば、自宅から通勤/通学までの路線の駅名が良い例です。会社や学校にいくまで、様々な駅を通過してますが、その駅名を覚えようとしなくても、毎日無意識に目にすることで、ある時、すべての駅名を覚えていることに気が付きます。
英単語の暗記も同様で、「今日も英単語を覚えよう！」という意識ではなく、「今日も英単語を見よう！」という意識で単語集を行うと、ストレスなく、勉強できます。
見出し語だけでなく、同義語、対義語、例文も眺める
単語集で勉強する際に、見出し語だけでなく、同義語、対義語、例文も眺めることを強くお勧めします。
というのも、ある見出し語を覚える際に、その同義語や対義語を知っている単語なら、それに紐づけして記憶されるため、復習の際に、見出し語の意味が思い出せなかったとしても、同義語や対義語をヒントに思い出すことができます。また、例文も印象深い内容であれば、それが、見出し語の意味を思い出す良いヒントになります。
思い出すことができれば、記憶がより一層定着しやすくなります。
単語集を３～４グループに分割して暗記する
単語集に掲載されている英単語を、数十語単位でコツコツ暗記しても、最初に覚えた単語はほとんど忘れてしまいます。そこで、次のように進めます。
- 単語集を３～４グループに分割する。
- 1グループを、最初から最後までどんどん眺めて、また、最初に戻り、どんどん眺めていくことを繰り返す。
- 1グループを覚えたら、次のグループも同様に進めます。次のグループを覚えたら、その次のグループと繰り返していく。
- すべてのグループを覚えたら、今度は、2つのグループを一括りにして、復習していき、最終的に単語集1冊を分割せずに、最初から最後まで眺めて学習する。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
英単語の暗記は地道な作業ですが、語彙力が上がれば、英語で理解できる範囲が間違いなく広がるので、学べる教材の幅も広がり、英語の学習が楽しくなります。
ぜひ、参考にしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
