英語

英語初心者が着実に上達するためのライティング勉強法

こんにちは。

現在、私は、会社員として、英語の必要な仕事に携わっていて、海外の会社とコミュニケーションを取る機会があるのですが、英語の4技能(リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング)で、一番必要なスキルって何かわかりますか?

実は、「英語を書く」、ライティングのスキルなんです。

というのも、時差の関係で、海外の会社とコミュニケーションを取るには、電話よりもメールのやりとりがほとんどだからです!

メールのやりとりで、必要なスキルはリーディングとライティングですが、リーディングは、正直な話、インターネットの翻訳機能を使って和訳すれば、おおよその内容は理解できてしまうので、そこまで高いスキルは必要ないんです。

でも、ライティングの力がないと、相手に聞きたいことも質問できないし、相手に言いたいことも正確に伝えることができません。

また、インターネットの翻訳機能は、英訳すると不自然な英文になることも頻繁にあり、うまく機能しません。

じゃあ、ライティングを勉強しようと思っても、学校で、具体的にライティングをどう勉強したら上達するのかって教えてもらえませんでしたよね?

そこで、今回は、「英語初心者が着実に上達するためのライティング勉強法」と題し、私が普段実践しているライティングが上達するための勉強法をお伝えしたいと思います。

ライティングは、英作文ではなく、英借文!

仕事で英語が必要になり、英語学校に通学しましたが、その学校の先生に教えてもらったのが、英文をゼロから作るのではないとのことです。

どういうことかというと、英作文と聞くと、英文法の知識から、英単語を組み合わせて、文章をつくると考える方がいらっしゃいます。

確かに、英文法は、正しい文章をつくるのに必要な知識ですが、英文法から文章を作ろうとすると、ネイティブにとっては、不自然な文章が出来上がってしまうことがあります。

英文法は、英語を作る法律ではなく、あくまで、英語を正しく理解するための便法に過ぎないからです。

また、そうした不自然な文章ばかりと作ってしまうと、不自然な語感を身に着けてしまう危険性があるため、一旦身に付いた間違った語感を修正するのは容易ではありません。

なので、英作文の勉強法は、ネイティブにとっても自然な英文をたくさん吸収して、それらの英文を借りて、自分の伝えたい文章を作る「英借文」の訓練だと教わりました。

英借文の具体的な勉強法

では、具体的に、どのように勉強すればよいのでしょうか?

私は、次のような勉強法を実践しました。

  • 中学生レベルの短文を暗唱する。
  • 英語で日記を書く。
  • 使えそうな英文をストックする。

中学生レベルの短文を暗唱する

中学生レベルの英文が書けるようになれば、相手とのコミュニケーションは十分だと思います。

まずは、中学英文法の必要な知識を勉強しましょう。

下記の教材が、わかりやすくお勧めです。

名人の授業シリーズ 大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
大岩 秀樹 著

次に、理解した中学英文法の知識を組み込んだ短い例文を暗唱していきましょう。

下記の教材であれば、中学英文法レベルの短文が網羅されていて、具体的な暗唱方法も解説されているため、良いと思います。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
森沢 洋介 著

正しい英文をどんどんインプットすることで、自分の頭の中に、英借文のベースができあがっていきます。

英語で日記を書く

次に、暗唱した英文をアウトプットする訓練をしましょう。

おすすめなのが、英語で日記を書くことです。

家のこと、家族のこと、仕事のことなど日々の出来事が英語で書けてしまえば、自分の日常生活で必要なライティングはほぼ網羅できるからです。

暗唱した英文を駆使して、自分の書きたいことを英語で表現していきましょう。

書くコツは、一つの文章に書きたいことを詰め込みすぎないことです。

例えば、「今日は雨だったので、傘を持って通勤したが、電車に傘を置き忘れてしまった。」と書きたい場合、一つの英文で表現しようとするのではなく、書きたいことを、

「今日は雨だった。」

「なので、傘を持って通勤した。」

「しかし、電車で傘を置き忘れてしまった。」

と分けて、一つ一つ英文にしていきましょう。

実際に、言いたいことを、一つ一つ整理して簡潔に書くことは、相手にとって理解しやすい文章につながるため、ライティングでとても重要なスキルです。

出来上がった日記は、学生であれば学校の先生、社会人であればオンライン英文添削サービスなので、チェックしてもらうと良いと思います。

使えそうな英文をストックする

英語で日記を書き続けていくと、

あれ?これってどう表現すればいいんだろう?

とか

もっと簡潔に表現できないかな?

と感じることが出てきます。

そうなってきたら、普段勉強している教材、仕事上のメール、資料で使えそうな英語表現をメモしてストックいくことをおすすめします。

そして、ストックした英語表現を、また、日記でアウトプットすることで、どんどん自分ものにしていきましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ライティングは、これからの時代、どんどん必要になるスキルなので、毎日、コツコツ勉強していき、少しずつ上達していければよいですね!

最後までご覧いただきありがとうございました。