新型コロナウイルスで、横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」。
連日、新たな感染者の情報で、このクルーズ船が注目を集めていますね。
ところで、このダイヤモンド・プリンセス号は、2020年1月にどのような航路を辿っていたのでしょうか?
また、船籍はどこでしょうか?
気になり、調べてみました。
ダイヤモンド・プリンセス号の基本情報・船籍
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乗客定員:2,706人
乗組員数:1,100人
総トン数:115,875トン
巡航速度:22ノット(41km/h)
全 長:290m
全 幅: 37.5m
船 籍:
2004-2014 バミューダ諸島 ハミルトン
2014-現在 イギリス ロンドン
建造年(改装年):2004年(2014年)
ダイヤモンド・プリンセス号は、2004年に、三菱重工業長崎造船所にて建造された、日本の造船史上最大の客船になります。
そして、船籍は、ハミルトン~イギリスと外国の船籍なんですね!
調べたところ、このように、船籍を他国に置くことを「便宜置籍」といいます。
なぜ、日本籍ではないのでしょうか?
「便宜置籍」にする背景として、海運の業界団体である日本船主協会のウェブサイトでは、次のように述べています。
船にも人間と同じように国籍があり、登録した国の法律によって制約と保護を受ける。しかし、その内容は国によってまちまち。
そこで、より有利な条件を持つ国に便宜的に船籍を移す動きが、戦後、世界の海運国で活発になった。
【ダイヤモンドプリンセス号】2020年1月の航路に香港か?
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ダイヤモンドプリンセス号は、2020年1月、「初春の東南アジア大航海16日間」というクルーズを航行していました。
旅行期間:2020年1月20日(月)~2020年2月4日(火)
出発地/帰着地:横浜港
日 数:16日間
旅行代金:250,000円~1,382,000円
「初春の東南アジア大航海16日間」では、次のような航路を辿っており、香港を経由していることがわかりました↓
香港には、2020年1月25日に到着しています。